Going my way with my bike

shinshu2003-08-25

ああ、自転車ってやっぱりいいな、と今日も実感。
近藤が前輪をパンクして、修理する暇がないというので私のロードの前輪を貸してあげた。それが3週間前。以来、それを理由にクルマで重役通勤していた。しかし週末にようやくパンク修理が完了した(おそーい)ため、前輪が戻ってきた。もう言い訳はできまい。ということで、レースの翌日ということもあって高まっているモチベーションと共にレーサー通勤復活。
いい!何がって、クルマで通勤するストレスを考えると、暑さやしんどさを差し引いても・・・やっぱり自転車っていい!と思えた。
今現在、川端通り丸太町の南行きは工事のために1車線になってしまっている。これが日中はすごい渋滞をもたらして、普通なら20分で到着するクルマ通勤が30分〜40分かかっていたのだ。ルートを変えたら変えたでストレスがたまるルートばかりだったし、ちょこっと銀行に寄って、とか帰りに買い物、という風に身軽に動けなかったので、辛かった。何より、クルマにばかり乗っていると、何か自分の身体の内側に汚い空気がたまっていくような感じがして、嫌だったのだ。
自分のペースで走れるし、自分のルートを選べるし、手軽にどこにでも立ち寄れる。やっぱり自転車って素晴らしい。そして、ロードというのは走り出すと本当に軽くって、一度、乗り出すとやめられないですね。競技用、というイメージがあるけれど、街乗りや通勤にこそロードをお薦めしたいなあ、と思っているこの頃だ。パンクしやすいのがたまに傷だけど。
昨日あった全日本実業団@美山にもたくさんのサイクリストがロードで来ていた。近藤も暑さでヒイヒイ言いながら自走で行った。しかし、「九鬼ケ坂のふもとで役員に『一般車輌に迷惑になるから自転車はココに置いて行くこと!』と止められた。押して行くといってもダメの一点張り。なんでやねん!」と憤慨しながら登ってきた。しかしダメと言い張っていたのはそこの役員ひとりだけで、他所のスポットからなら自転車と一緒に上がってこれたらしい。一体、自転車一台ぶん峠に上がってどれだけ迷惑になるというのだ。観戦のクルマは悠々と上がれた、というのに。
近藤は「自転車で観戦に行くことこそが、本来の自転車レースの観戦のありかただと思うのに、その人間が排除されるなんてひどい」と訴えていた。本当にそうだと思う。
話がそれたけど、ロードってやっぱりいいのだ。だから、ロードの地位を少しでも上げるために、私も頑張って街中で乗りこなしていこうと思う。
☆写真は、私が長年愛用しているマイ・オリジナル「BDI CHO」。古いけどデュラ・エースだぞ。実家の近所に住まれていたオリンピック選手の長義和さんに作っていただきました。長さんご夫妻は、私がシマノ関係の仕事をするようになったきっかけを作ってくださった恩人です。色は、ジロのマリア・チクラミーノ(シクラメンのピンク)をイメージしました。