戦い終えて・・・

shinshu2003-08-19

ああ、やっと日記に手を出す心のゆとりが出来た。
と言ってもまだまだやり残している事は多いので、しばらくはドタバタした日々が続きそう。
全ての日程のレポートを書き終え、選手たちのゼッケンを洗って干して、荷物を片付けてひと段落した昨日、どっと心に空虚な気持ちが押し寄せた。毎年のことなのだけど、「ああ終わった」という安堵感と、幾つかの未解決の問題を抱えたモヤモヤ感と、素晴らしい大会の思い出がもたらす幸福感が水蒸気のようになって、放電しきった心の中を飛散するのだ。
今年の信州がどんなだったか、というのはホームページ(www.tour-de-shinshu.com)を参照してもらうとして、私個人の感想としては、やはり「信州、サイコー!」ということだった。
私は元来、不器用なので物事のエッセンスを吸収して理解することにとても時間がかかってしまう。99年の第2回大会からこの大会を近藤にいざなわれ運営し始めて、今、ようやく「信州」を私自身のものにすることが出来てきたように思う。
そして、「なんとかなる」「なんとかする」のキャッチフレーズの通り、あぶない橋を渡りながらも「なんとかなった」のではないかな、と思っている。
数多くの選手が感激の様子で最後の閉会式会場をあとにした。けれど、不完全燃焼だった選手もいる。ハプニングに出会ってしまった選手もいる。スタッフのなかでもきっと100%満足して帰路に着いた人ばかりではないと思う。そうした人たちのことが今、気がかりだ。
もちろん全ての人々が満足してくれる大会なんて運営できっこない、と思う。けれど、できるだけ多くの人が、信州に対して失望よりもよろこびを感じてくれる大会に出来るようにしたい。来年からは、そういう目に見えない部分を大切にする努力をしたいと思っている。
今日は、この後、スポンサーの方々に送る「お礼状」を作り、明日、Tシャツを同封して発送する予定。期間中に怪我をした人に様子を聞く電話もしよう。それから宿にお礼の電話も・・・。おお!まだやることいっぱいあるよ。
ということで、この日記もすばらくはボチボチと書き続けることにしたいと思う。また9月からは周山だもんネ!
わっ、うれしい!こんなところで紹介されている↓
http://www.cyclingweb.jp/domestic/news/200308/030343_0818.html