飛んで火に入る・・・

shinshu2003-08-11

いよいよ開催二日前、ということで準備も最終的な段階に。朝、愛犬のしなもんを迎えに堺の両親が我が家へ到着。今日から一週間、しなもんともしばしのお別れだ。近藤も出かけて独りになった家で、「いよいよ本番だ」と気持ちを引き締める。
仕事を終え、宿へ宿泊のファックスを送り、電話で念を押す。とにかく泊まるところが確保できていなければ元もコもない!幸い、どの宿もしっかりと対応してくれて、うまくいきそうだ。あとは当日、チェックインした後におこなう部屋の割り振りが大変だ。同じチーム員は同室にするのはもちろんだが、ぴったりおさまる訳はなく、あれこれと交友関係やしがらみ(?)や期間中の成績や人間のタイプを考慮しつつパズルのように組み合わせていく。ややこしいけど、面白い作業でもある。
夕方、稲井ちゃんと百万遍みずほ銀行で書類の受け渡しをするために待ち合わせたが、こちらの作業が遅くなり、2時間遅れて夜の7時に彼女の家の下で会うことに急きょ変更。・・・これが間違いのもとであった。
彼女の家は京都と滋賀をへだてる比叡山のふもと、北白川にあるのだけれど、そこへクルマで行こうとしたらさあ大変!今出川通りから白川通りに入ったとたんに、ものすごい大渋滞。信号が3回変わってもピクともしない。なぜ?こんなに白川通りが混むなんて「あーりえないー!」事である。
しばらく経つと事情が分かってきた。白川通りから滋賀県へアプローチするメイン道路「山中越え」が、がけくずれで片側通行であると電光掲示板の案内が目に入った。しかしそれにしても、異様なクルマの数である。何とか前に進んで脇道に入り、必死で稲井ちゃんの家に近づき彼女に電話し、めぐりあうことに成功。
いない「えらいことになってますね」
れいこ「そやねん。がけくずれやって」
いない「それもあるでしょうけど、今日は琵琶湖の花火大会なんですよ」
れいこ「なんと!!」
そうだったのか・・・。みんなアレを観るために必死でがけくずれの道に突入していってたのか。しかしきっと、渋滞のせいで観ることができなかった人もいるだろう。私はそんなことなどツユ知らず、渋滞の中心部にせっせとクルマを走らせてたんだ。ああ、こんなことなら作業を早く終わらせてみずほ銀行で会っていれば良かった。やはり仕事は後手にまわっちゃダメなんだ。
・・・ということで、明日やろうと思っていた荷造りも、今から始めることにします。忘れ物、今年はありませんように。
☆写真は、もう通ることは無いかもしれない。一般車輌規制となった乗鞍へと続く蛭窪トンネル。99年のワンカット