台風

shinshu2003-08-08

信州開催前に台風が来てよかった、なんて悠長なこと言ってられない。四国を中心にものすごい被害があるようだ。こうしてイベントの準備にヒイヒイ言っていられるのも、自分たちが無事に過ごせているからこそ。今、同じ瞬間に大変な思いをしている人がいると思うと、身も心もひきしまる思いだ。
京都ではいま現在(23時半)、ときおり強い風が吹いてはベランダの花や木を揺らしている。明日は本格的に暴風雨が襲ってくるとか。せっかくの週末。信州を間近に控えたサイクリストたちが練習できる機会なのに。早いとこ低気圧に変わって、台風なんぞいなくなってほしい。
今日は保険事務所に選手41人分、スタッフ18人分の保険をかけた。・・・と、一行で書くほど簡単に進まなかったのが、やっぱりツール・ド・信州かもしれない。
いつもお願いしている保険事務所は、近藤が大学のサイクリング部時代から懇意にしている小さな代理店で、例年、開催前日に名簿をファックスすれば確実に傷害保険加入ができているという便利なところ。昨年は怪我や事故に遭った5人の選手がお世話になった。いずれもちゃんと保険料が出て、喜んで(?)もらえた。
しかし、しか〜し、今年の分を頼もうと事務所に電話を入れたら担当のおじさんがいない。伝言を頼んで連絡を待ったところ、夜になってようやく携帯が鳴ったのだが「私、いま、東京に長期出張で来てまして15日まで戻れません。手続きも出来ませんので、よそをあたってください」!!なんと!!5年連続でおつきあいしているというのに、この冷酷な突き放し方に口がアングリ。
どう懇願してもNO、のいってんばり。年に一度しか使わず、しかも怪我人の多い面倒なツール・ド・信州なんぞにはメリットがない、と判断したのかもしれない。
途方に暮れたのだが、すぐに思いついたのが、会社で同じフロアに入居している小さな旅行代理店。いつもまめにお客さんに電話をして元気に仕事をしているので好感を持っている。だから、家から会社にいる近藤に電話をしてたずねてもらったら、即効OKの返事。その事務所では、AIUの傷害保険はネットで契約手続きができるらしい。良い代理店が近くにいてよかった!日ごろ仲良くしていたおかげである。ああほっとした。
保険がかけられなかったらシャレにならない。今度からもっと早くに手続きをしなくては・・・とはいっても、最終の人員が揃うのはいつもこの時期なので仕方が無い。願わくば、今回お世話になる事務所と末永くおつきあいできること。もちろん、誰も保険を利用しないことを心から祈っている。
☆写真は、去年、保険を利用した選手のひとり、関家さん。カッコ良すぎる女性選手。第2ステージ序盤のこと。平湯峠の登りで果敢にアタックしたシーン。