熱帯夜

shinshu2003-08-05

昨日はクルマ通勤だったので、今朝はロードで頑張って行くぞと息まいていたら、近藤が「うがー、ボクの前輪スローパンクしてる。前輪かりるで。クルマで来て」と有無をいわせず私のロードの前輪をひっぺがして自分のに付けて出かけてしまった。くそっ、と思いつつ「やったー、汗かかんでいいわぁ」と内心思ってしまった弱い私。
で、9時半すぎにインプレッサ川端通りを南下していたら、左側にじゃまなオートバイがいて、私の車線変更を妨げようとする。じろり、と窓の外を見たらなんとバイクを運転していたのは信州連覇男の小嶋@京大だった。笑顔でさっそうと追い越していった小嶋を見送りながら、なんだか大会開催前に小嶋と遭遇できたのは幸先がいいぞ、と思ってニンマリ。
昨夜は京大の若者たちの合宿所へ潜入し、プログラムの折込&封入作業を完了させることができた。その前にプログラムを清書して、地図の版下を用意して、近藤とふたりで京大の近くにある4円コピー屋で大量コピー。それが、仕事を終えて必死で駆け込んだものの8時の閉店10分前。非常に愛想の悪い女の子店員ににらみつけられながらもせっせとコピーする。なんせ大会プログラムがB4で4×70枚、コースマップがA3で4×70枚、プロフィールマップがA3で2×70枚、分岐図がA4で4×70枚・・・ヒエー!の量である。ああいつかちゃんとした印刷屋さんで印刷できる日がくれば・・いや、せめてきれいな10円コピーで印刷できる日がくれば・・・(遠い目)。
結局、合宿所へ到着したのは夜の9時だったが、若者たちは退屈な熱帯夜をもてあましていた様子でにこやかに迎えてくれた。噂どおり暑くてたまらない畳の部屋で、皆がワイワイと作業をしてくれて、30分程度で終了。ああ助かった。
そして、完成した封書は競技部の女子マネージャーで今年初めて信州スタッフになってくれる「もとやすどんちゃん」という可愛いコが郵便局へ発送に行ってくれた。きっと明日には選手の手に届くだろう。
近藤がツーリングマップルからスキャナーで取り込んで仕上げたコースマップ、下見で撮影したビデオをもとに手書きした分岐図、ワードとエクセルにいじめられながら私が仕上げたプログラム・・・全て手作りの信州ドキュメント。これを手に選手たちが全国から信州へ集まってくる。
いつかもっときれいな印刷物を作りたいな、そんな夢もあるが、あったかみある手作りのドキュメントもやっぱり悪くない。学生たちとワイワイと折り込み作業をしながら思った夜だった。